CPUやストレージの温度を調べる方法(CPU HDD SSD NVMe)
CPUの温度を調べる方法
HDD/SSDの温度を調べる方法(SATA)
NVMeのSSDの温度を調べる方法
[参考記事] ストレージの型番やシリアルを確認する方法(HDD SSD NVMe)
[参考記事] 各ストレージの速度一覧 規格速度や実効速度(HDD/SSD/M2/NVMe/USBメモリ)
CPUの温度を調べる方法
lm_sensorsパッケージ内のsensorsコマンドを使います。
lm_sensorsのインストール
CentOS / RedHat系
# yum -y install lm_sensors
Ubuntu / Raspberry Pi OS系
$ sudo apt install lm-sensors
実行例
$ sensors acpitz-virtual-0 Adapter: Virtual device temp1: +27.8°C (crit = +119.0°C) coretemp-isa-0000 Adapter: ISA adapter Package id 0: +37.0°C (high = +100.0°C, crit = +100.0°C) Core 0: +37.0°C (high = +100.0°C, crit = +100.0°C) Core 1: +36.0°C (high = +100.0°C, crit = +100.0°C) Core 2: +36.0°C (high = +100.0°C, crit = +100.0°C) Core 3: +36.0°C (high = +100.0°C, crit = +100.0°C)
HDD/SSDの温度を調べる方法(SATA)
hddtempコマンドを使います。
デバイス名が/dev/sdaのようにあらわされるストレージの温度を調べることができます。
M.2接続でもNVMe(PCIe)ではないSATAのものも調べられます。
hddtempはepelリポジトリにあるので、epelを先にインストールします。
yum install epel-release
hddtempのインストール
CentOS / RedHat系
yum install hddtemp
Ubuntu / Raspberry Pi OS系
sudo apt install hddtemp
実行例
$ hddtemp /dev/sda: SanDisk SDSSDH3 2T00: 34°C
NVMeのSSDの温度を調べる方法
smartmontoolsパッケージ内のsmartctlコマンドを使います。
デバイス名が/dev/nvme0のようにあらわされるストレージだけでなく/dev/sdaなどの温度を調べることができます。
あくまでストレージデバイスに組み込まれているSMART機能を読み込むため/dev/md0のようなRAIDは調べることができません。
USB接続のHDDなどでは、変換するチップにSMARTを読み取る機能がないと調べられません。
smartctlはハードディスクの自己診断機能であるSelf-Monitoring, Analysis and Reporting Technology 略してS.M.A.R.T.を表示するコマンドです。
smartmontoolsのインストール
CentOS / RedHat系
# yum -y install smartmontools
Ubuntu / Raspberry Pi OS系
$ sudo apt install smartmontools
smartctlコマンドでは、ストレージのすべての情報が表示されるためgrepで絞り込みます。
またこのコマンドはroot権限が必要です。
# smartctl -a /dev/nvme0 | grep Temperature Temperature: 41 Celsius
grepで絞り込まずに実行すると、ストレージの型番や電源投入回数、稼働時間など様々な情報が表示されます。
また表示される情報やフォーマットはメーカーや型番により違います。
# smartctl -a /dev/nvme0 smartctl 7.1 2020-04-05 r5049 [x86_64-linux-4.18.0-240.15.1.el8_3.x86_64] (local build) Copyright (C) 2002-19, Bruce Allen, Christian Franke, www.smartmontools.org === START OF INFORMATION SECTION === Model Number: WDS100T1X0E-00AFY0 Serial Number: 2101XXXXXXXX Firmware Version: 611100WD PCI Vendor/Subsystem ID: 0x15b7 IEEE OUI Identifier: 0x001b44 Total NVM Capacity: 1,000,204,886,016 [1.00 TB] Unallocated NVM Capacity: 0 Controller ID: 8224 Number of Namespaces: 1 Namespace 1 Size/Capacity: 1,000,204,886,016 [1.00 TB] Namespace 1 Formatted LBA Size: 512 Namespace 1 IEEE EUI-64: 001b44 8b4892031a Local Time is: Thu Apr 1 16:16:05 2021 JST Firmware Updates (0x14): 2 Slots, no Reset required Optional Admin Commands (0x0017): Security Format Frmw_DL Self_Test Optional NVM Commands (0x005f): Comp Wr_Unc DS_Mngmt Wr_Zero Sav/Sel_Feat Timestmp Maximum Data Transfer Size: 128 Pages Warning Comp. Temp. Threshold: 84 Celsius Critical Comp. Temp. Threshold: 88 Celsius Namespace 1 Features (0x02): NA_Fields Supported Power States St Op Max Active Idle RL RT WL WT Ent_Lat Ex_Lat 0 + 9.00W 9.00W - 0 0 0 0 0 0 1 + 4.10W 4.10W - 0 0 0 0 0 0 2 + 3.50W 3.50W - 0 0 0 0 0 0 3 - 0.0250W - - 3 3 3 3 5000 10000 4 - 0.0050W - - 4 4 4 4 5000 45000 Supported LBA Sizes (NSID 0x1) Id Fmt Data Metadt Rel_Perf 0 + 512 0 2 1 - 4096 0 1 === START OF SMART DATA SECTION === SMART overall-health self-assessment test result: PASSED SMART/Health Information (NVMe Log 0x02) Critical Warning: 0x00 Temperature: 44 Celsius Available Spare: 100% Available Spare Threshold: 10% Percentage Used: 0% Data Units Read: 23,071 [11.8 GB] Data Units Written: 133,400 [68.3 GB] Host Read Commands: 364,680 Host Write Commands: 806,028 Controller Busy Time: 2 Power Cycles: 55 Power On Hours: 81 Unsafe Shutdowns: 44 Media and Data Integrity Errors: 0 Error Information Log Entries: 0 Warning Comp. Temperature Time: 0 Critical Comp. Temperature Time: 0 Error Information (NVMe Log 0x01, max 256 entries) No Errors Logged
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