JPEG画像の特徴

JPEG画像の拡張子は、「.jpg」と「.jpeg」と「.jpe」の3つあります。JFIFのJPEG画像は「.jfif」「.jfi」「.jif」となります。
拡張子は本来「.jpeg」ですが、Windowsの拡張子が3文字であることから「.jpg」となっています。
「.jpe」はバグのようなもので、同じ理由で「.jpeg」のファイルを保存しようとすると3文字の「.jpe」となっているためです。

[参考記事] GIF画像の特徴
[参考記事] PNG画像の特徴

JPEGとはJoint Photographic Experts Groupの略です。

画像を固定サイズ(8×8画素)のブロックに分割し、そのブロック単位で横一列に並べると波として扱うことができる。
これにフーリエ変換(離散コサイン変換)を行って圧縮をします。

このため圧縮しすぎると8×8のブロックが目立つようになります。これをブロックノイズといいます。
また急激な波の変化などはフーリエ変換では変換が難しいため、色の差が大きいエッジの周辺にはモスキートノイズと呼ばれるノイズが生じます。
赤い色については特にモスキートノイズの影響が大きいです。

ブロックノイズ


モスキートノイズ


フーリエ変換で閾値以上の値を捨てるため一般には不可逆圧縮(不可逆変換)といわれますが、可逆圧縮(可逆変換)のものもあります。
しかし可逆圧縮のものは特許がありほとんど利用されていません。

JPEGを動画に応用したのがMPEGで、やはり圧縮率の高いMPEGでもブロックノイズが発生します。

モスキートノイズのためイラスト画像には適さないとされていますが、あまり圧縮しなければ遜色はないこともあります。

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