変数のデータ型

C言語などと違い、Javaの基本データ型の特徴は計算機のCPUやOSに依存してint型が16ビットや32ビットになったりしません。
これは、Javaがどの計算機でも同じプログラムがそのまま動くことを重視しているからで、 それぞれのCPUの性能を極限まで引き出すことも期待されたC言語とは対照的です。

基本データ型(プリミティブ型)

名称長さ説明値の範囲
boolean1ビット真偽値falseまたはtrue
char16ビットUnicode規格の文字\u0000〜\uFFFF
byte8ビット符号つき整数-128〜127
short16ビット符号つき整数-32768〜32767
int32ビット符号つき整数2147483648〜
2147483647
long64ビット符号つき整数9223372036854775808〜
9223372036854775807
float32ビット(IEEE754)浮動小数点数±3.40282347E+38〜
±1.40239846E-45
double64ビット(IEEE754)浮動小数点数±1.79769313486231570E+308〜
±4.94065645841246544E-324

文字型と文字列型

char型(文字型)は1文字のみを扱うときに使用します。
文字型は'(シングルクォテーション)で囲みます。

char c = 'a';

マルチバイト文字も扱うことができます。

char c = 'あ';

文字列を扱うときには、String型を使います。
文字列は"(ダブルクォテーション)で囲みます。

String s = "文字列";

Stringが基本データ型に含まれていないのは、Stringはオブジェクトだからです。

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