Eclipseで『Java heap space』と出て処理が止まるときの対処法
Eclipseで『Java heap space』と出て、SVN(Subversion)などの処理が止まるときにはEclipseのJavaVMに割り当てられているヒープメモリが不足しています。
この場合はJavaVMのヒープメモリの最大値を変更する必要があります。
SVN(Subversion)では、ダウンロードされるファイルなどは一旦ヒープメモリに蓄えられた後にファイルとして保存されるため、ダウンロードファイルより大きなメモリ領域が必要です。
[参考記事] Subclipse Eclipse用のSVNクライアントプラグイン
[参考記事] subclipseの操作をするとEclipseが閉じてしまう
[参考記事] Eclipseの.projectファイルやThumbs.dbをコミットしないようにする設定
[参考記事] Mercurialクライアント Eclipseプラグイン
対処方法
起動コマンドで指定する方法
起動コマンドにJavaVMへの引数オプションを追加します。
-vmargs -Xmx1024M
ショートカットなどだと
C:\eclipse.exe -vmargs -Xmx1024M
eclipse.iniに記述する方法
eclipse.iniに次のものを追記します。
-vmargs -Xmx1024M
引数の説明
-vmargs
これ以降に書かれるものはJavaVMへの引数として渡されます。
このため最大値の指定などは、この指定以降に書きます。
-Xmx1024M
ヒープメモリ領域の最大値
この場合、1024MB = 1GB
最大値なので、この値全てが常に確保されるわけではありません。
ヒープメモリ領域の最小値は
-Xms40M
のようにして渡します。
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