fontプロパティで文法違反をするとブロック全体のスタイル指定が無視される

症状

fontプロパティで文法違反をすると、そのプロパティを含むブロック全体のスタイルが無視されてしまう。

例示

<div style="font-size:2em; font-family:Arial,sans-serif; color:yellow; background:navy;">
FONT1</div>
<div style="font:2em Arial,sans-serif; color:yellow; background:green;">
FONT2</div>
<div style="font:Arial,sans-serif 2em; color:yellow; background:blue;">
FONT3</div>
FONT1
FONT2
FONT3

「FONT1」はfont-size, font-familyを使用した場合、「FONT2」はfontプロパティを正しく使用した場合、「FONT3」はfontプロパティで誤った使い方(サイズとファミリの指定順が逆)をした場合です。

スクリーンショット

WinIE6WinIE6.0での表示

NN4NN4.78での表示

補足

CSSでは、不正な宣言が含まれている場合はその宣言のみを無視するように規定されています。

修正状況

NN4.78ではブロック内のすべての宣言が無視されます。

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