cron実行時の標準出力のメールを飛ばさない方法(cron実行時に毎回メールを飛ばさない)
cron実行時に出力されるコマンドがあった場合、実行ユーザー宛などにメールが送信されます。
エラー出力だった場合には便利なのですが、標準エラー出力(STDERR)ではない標準出力(STDOUT)でもメールが届くことがあります。
この場合、標準出力を出力しないで捨てるように指定すると毎回メールが届かなくなります。
* * * * * 【cronの実行内容】 1> /dev/null
例
10 5 * * * /usr/sbin/ntpdate example.com 1> /dev/null
『1』は標準出力、『2』は標準エラー出力を表し、標準出力をビットバケツというゴミ箱に捨てるように指定しています。
[参考記事] /dev/nullとは(スペシャルファイル)
これ以外にもメール自体を飛ばさない設定もあります。
『crontab -e』などでcron設定ファイルの先頭に下記のように書いて、メール送信を無効にします。
ただしこの場合はエラーメールも送信されません。
[参考記事] cronのメール送信先を指定する方法(cronごとに送信先のメールアドレスを指定する方法)
MAILTO=""
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