docomo端末でCSSを使うには

docomo端末でCSSを使うには、HTTPヘッダーで

Content-type: application/xhtml+xml

を送る必要がある。

[参考記事] HTTPヘッダー情報とは
[参考記事] PHPのよく使うヘッダー関数のまとめ
[参考記事] Internet Explorerでヘッダー情報をみる方法
[参考記事] Firefoxでヘッダー情報をみる方法
[参考記事] Google ChromeでHTTP headerをみる方法

PHPでは

header("Content-type: application/xhtml+xml");

正確にはRFCでは文字コードも送ることがよりよいので(should)次のようにします。

header("Content-type: application/xhtml+xml; charset=Shift_JIS");

プログラム中ですでにこのヘッダーが送られているかどうかは、headers_list()を使います。

関数にすると次のようになります。

function sendXhtmlHeaders(){
  $heads=headers_list();
  foreach($heads as $head){
    if(strstr(strtolower($head),"content-type")!==false &&
        strstr($head,"application/xhtml+xml")!==false){
      return true;
    }
  }
  return false;
}

またXHTMLに対応していない機種の場合はXML宣言の

<?xml version="1.0" encoding="Shift_JIS"?>

が表示されるので、XHTML非対応の機種とは別にする必要がある。

iモード対応XHTML 1.0

XML宣言

Shift-JISの場合

<?xml version="1.0" encoding="Shift_JIS"?>

UTF-8の場合

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>

DOCTYPE宣言

<!DOCTYPE html PUBLIC "-//i-mode group (ja)//DTD XHTML i-XHTML(Locale/Ver.=ja/1.0) 1.0//EN" "i-xhtml_4ja_10.dtd">

i-CSS

i-CSSは、iモード対応XHTML用のCSSです。
インラインのみに対応しています。
内部参照にも基本的に対応していませんが、以下に限り内部参照に対応しています。
リンク擬似クラスa:link
動的擬似クラスa:focus
リンク擬似クラスa:visited
外部参照には対応していません。

iモード対応XHTML 1.1

iモード対応XHTML1.1とは、iモード対応XHTML1.0をベースに要素、属性を拡張したものです。 拡張した要素、属性はiモード対応XHTML1.0対応機種では基本的に無視した形で表示されます。

iモード対応XHTML1.1 拡張
拡張部分名前説明
表示div要素属性値(style属性)background-colorマーキーブロックの色指定
span要素属性値(action属性)font-sizeフォントのサイズ指定
要素h見出し(ヘッダ)のサイズ指定
フォーム関連form要素属性値(action)mailto:フォームデータをメールで送信する
iアプリ関連a要素属性iletダウンロード即起動iアプリの指定
Flash関連要素object配信するFlashコンテンツをオブジェクトとして指定する
paramプレイヤに渡すパラメータを指定する
a要素属性iswfインタラクティブ再生モードで配信するFlashコンテンツの指定
赤外線関連要素object赤外線送信するデータをオブジェクトとして指定する
param赤外線送信するデータに渡すパラメータを指定する
a要素属性irst赤外線送信するデータに対応したOBJECTタグIDを指定する
キャラ電関連要素objectキャラ電ピクチャを再配布可にするとき、元のキャラ電データをオブジェクトとして指定する
paramキャラ電ピクチャの再配布設定に必要となるパラメータを指定する
PDF関連要素objectドキュメント定義ファイル(ddfファイル)をオブジェクトとして指定する

DOCTYPE宣言

<!DOCTYPE html PUBLIC "-//i-mode group (ja)//DTD XHTML i-XHTML(Locale/Ver.=ja/1.1) 1.0//EN" "i-xhtml_4ja_10.dtd">

iモード対応XHTML 2.0

iモード対応XHTML2.0とは、iモード対応XHTML1.1をベースに要素、属性を拡張したものです。 拡張した要素、属性はiモード対応XHTML1.0、1.1対応機種では基本的に無視した形で表示されます。

iモード対応XHTML2.0 拡張
拡張部分名前説明
表示 body要素属性値(style属性)background-image背景画像の指定
テーブル関連要素tableテーブルを作成する
captionテーブルの見出しを指定する
trテーブルの行を指定する
th見出しセルを指定する
tdセルを指定する

DOCTYPE宣言

<!DOCTYPE html PUBLIC "-//i-mode group (ja)//DTD XHTML i-XHTML(Locale/Ver.=ja/2.0) 1.0//EN" "i-xhtml_4ja_10.dtd">

iモード対応XHTML 2.1

iモード対応XHTML2.1とは、iモード対応XHTML2.0をベースに要素、属性を拡張したものです。 拡張した要素、属性はiモード対応XHTML1.0、1.1、2.0対応機種では基本的に無視した形で表示されます。

iモード対応XHTML2.1 拡張
拡張部分名前説明
位置情報関連a要素属性lcs GPSによる測位の指定
a要素属性値(href属性)pos:位置情報のパラメータの指定
マイプロフィール関連INPUT要素属性
TEXTAREA要素属性
iprofマイプロフィール引用
マチキャラ関連要素objectマチキャラデータをオブジェクトとして指定する
きせかえツール関連要素objectきせかえツールデータをオブジェクトとして指定する

DOCTYPE宣言

<!DOCTYPE html PUBLIC "-//i-mode group (ja)//DTD XHTML i-XHTML(Locale/Ver.=ja/2.1) 1.0//EN" "i-xhtml_4ja_10.dtd">

iモード対応XHTML 2.2

iモード対応XHTML2.1をベースにしたものです。タグ/属性はXHTML2.1と変更ありません。 Flash Lite 3.0で作成されたコンテンツはiモード対応XHTML1.0、2.0、2.1対応機では表示できません。

DOCTYPE宣言

<!DOCTYPE html PUBLIC "-//i-mode group (ja)//DTD XHTML i-XHTML(Locale/Ver.=ja/2.2) 1.0//EN" "i-xhtml_4ja_10.dtd">

iモード対応XHTML 2.3

iモード対応XHTML2.3とは、iモード対応XHTML2.2をベースに要素、属性を拡張したものです。 拡張した要素、属性はiモード対応XHTML1.0、1.1、2.0、2.1、2.2対応機種では基本的に無視した形で表示されます。

iモード対応XHTML2.3 拡張
拡張部分名前説明
ファイルアップロードINPUT要素属性accept 端末/外部メモリに保存されてる動画/画像ファイルをユーザが選択し、指定されたURLへデータをアップロードする

DOCTYPE宣言

<!DOCTYPE html PUBLIC "-//i-mode group (ja)//DTD XHTML i-XHTML(Locale/Ver.=ja/2.3) 1.0//EN" "i-xhtml_4ja_10.dtd">

[参考記事] HTTPヘッダー情報とは
[参考記事] PHPのよく使うヘッダー関数のまとめ
[参考記事] Internet Explorerでヘッダー情報をみる方法
[参考記事] Firefoxでヘッダー情報をみる方法
[参考記事] Google ChromeでHTTP headerをみる方法
[参考記事] Androidのapkファイルをサーバから端末にダウンロードする

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