RFC863 日本語訳
0863 Discard Protocol. J. Postel. May 1983. (Format: TXT=1239 bytes) (Also STD0021) (Status: STANDARD)
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英語原文
Network Working Group J. Postel
Request for Comments: 863 ISI
May 1983
Discard Protocol
ポイ捨てプロトコル
この RFC は ARPA Internet Community の標準を規定している。ARPA Internet
に接続しているホストは、Discard Protocol を実装する際にこの標準を採用する
ことが望ましい。
ネットワークのデバッグ・測定ツールとして便利なもののひとつに discard サ
ービスがある。discard サービスは、単に受け取ったデータをすべて捨て去るだ
けのサービスである。
TCP による Discard サービス(TCP Based Discard Service)
discard サービスの一形態は TCP コネクションを取り扱うアプリケーショ
ンとして定義される。サーバは TCP の 9 番ポートで接続要求を listen し、
コネクションが確立した後は受け取ったデータをすべて捨て去る。応答を返す
ことはない。この動作は、呼び出し側のユーザがコネクションを切断するまで
続けられる。
UDP による Discard サービス(UDP Based Discard Service)
discard サービスのもうひとつの形態は、UDP データグラムを取り扱うアプ
リケーションとして定義される。サーバは UDP の 9 番ポートを listen し、
受け取ったデータグラムを捨て去る。応答を返すことはない。
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