基本的な特徴
もともとユーザー参加型のコミュニティサイトを作成するためのCMSで、多言語対応しています。
登録できるユーザを限定することで、コミュニティサイト以外での使用もできます。
『テーマ』というファイルセットを追加・変更することによってデザインを変更できる。
『モジュール』というプラグイン型のプログラムを組み込むことで、機能(ニュース・ブックマーク機能など)を追加できます。
古くからあるので、関連する書籍なども多く出版されています。
XOOPS Cube公式サイト
XOOPS Cube日本サイト
XOOPS Cube国際サイト
XOOPS公式サイト
日本ユーザー会
XOOPSとXOOPS Cube
国際版のXOOPSから始まり、日本独自バージョンとしてXOOPS Cubeが派生しています。
XOOPS2.0.10以降では互換性は考慮されていませんが、モジュールによっては使用できるものもあります。
またXOOPS Cube LegacyではXOOPSとの互換性があります。
多言語対応
標準で含まれているのは下記の一覧です。
ディレクトリ | 言語 |
---|---|
czech | チェコ語 |
english | 英語 |
french | フランス語 |
greek | ギリシャ語 |
japanese | 日本語語 |
korean | 韓国語 |
portuguese | ポルトガル語 |
russian | ロシア語 |
schinese | 中国語 |
tw_big5 | 台湾語 |
zh-tw | 繁体中国語 |
モジュールなどはそれぞれlanguageフォルダに格納します。
動作環境
サーバ | 動作可能 | 推奨 |
---|---|---|
Webサーバ | Apache、IIS | Apache |
データベース | MySQL4.0以上 | 4.1以上 |
PHP | PHP4.3.2以上 |
URL
URL | 説明 |
---|---|
http://www.example.com | TOPサイト |
http://www.example.com/modules/モジュール名 | モジュール |
テンプレートエンジン
テンプレートエンジンには、Smartyを使っています。
デリミタは、
<{ }>
文字コード
ソースファイル内のコメントなどは英語で書かれています。
多言語対応しているので、言語に依存する表示部分はlanguageフォルダにおきます。
標準の日本語ファイルはEUC-JPですが、UTF-8用のファイルも付属しています。しかしUTF-8を使用するとメールが文字化けするなどあるので、関連ソースの変更が必要です。
コーディングルール
インデントは半角スペース4文字です。
改行コードはCR+LF(\r\n)です。
ライセンス
GPL、new BSDです。
[参考記事] オープンソースライセンスの一覧と日本語訳
注意点
標準では全てのファイルが公開層に置かれ、またアクセス制限もかけられていないため、階層構造を知っていればテンプレートファイルなどを直接見ることが可能です。
このためブラウザで直接アクセスされるファイル以外は.htaccessなどでアクセス制限を設定したほうがいいです。
例
対応方法
templatesフォルダなどに.htaccessを下のコードで設置します。
order deny,allow deny from all
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